虫歯を放置するとどうなる
虫歯を放置するとどうなる？ 虫歯は、放置すればするほど悪化し、様々な問題を引き起こします。 症状 痛み：初期は軽度な痛みでも、進行するにつれてズキズキとした強い痛みになり、場合によっては痛み止めが効かなくなることもあります。 歯の崩壊：虫歯が進行すると、歯が溶け始め、穴が大きくなります。最終的には歯が崩れてしまい、抜歯が必要になることもあります。 周囲組織への感染：虫歯菌は、歯の周辺の組織にも感染を広げることがあります。歯茎の腫れや膿み、顎の骨の炎症などを引き起こす可能性があります。 全身への影響：重症化した虫歯は、虫歯菌が血液中に侵入し、全身に様々な病気を引き起こすリスクがあります。例えば、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などのリスクが高まると言われています。 治療 虫歯の進行度によって、治療法は異なります。 初期段階：削った部分に詰め物をして、歯を修復します。 進行段階：神経に達している場合は、根管治療が必要になります。根管治療とは、歯の神経や血管を除去し、消毒・殺菌を行う治療です。 重症段階：歯が大きく崩壊している場合は、抜歯が必要になることもあります。 予防 虫歯は、毎日の丁寧な歯磨きと、定期的な歯科検診で予防することができます。 歯磨き：1日2回、2分以上かけて、歯垢をしっかりと落としましょう。 歯科検診：半年に1回程度、歯科検診を受けて、虫歯の早期発見・早期治療に努めましょう。 虫歯は放置すればするほど悪化し、治療も困難になります。早めに発見して治療することが大切です。日頃からしっかりと歯磨きを行い、定期的に歯科検診を受けましょう。
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