心理学用語

虫歯を放置することの問題

虫歯を放置すると、以下のような様々な問題を引き起こす可能性があります。 症状の悪化 痛み:虫歯が進行するにつれて、歯がしみる、ズキズキ痛むなどの痛みが強くなります。特に、冷たいものや温かいものを食べた時、または甘いものを食べた後に痛みを感じやすくなります。 歯の崩壊:虫歯が進行すると、歯の表面のエナメル質や象牙質が溶け、歯が穴ぼこだらけになります。さらに進行すると、歯冠が崩れたり、歯根が折れたりすることもあります。 膿瘍:虫歯菌が歯の神経(歯髄)にまで到達すると、歯髄が炎症を起こし、膿が溜まります。これが膿瘍です。膿瘍ができると、歯がズキズキ痛んだり、顔が腫れたりするなどの症状が現れます。 全身への影響 感染症:虫歯菌が血液中に侵入すると、全身に感染症を引き起こす可能性があります。特に、心臓病や糖尿病などの持病がある人は、感染症にかかりやすくなります。 出産への影響:妊婦が虫歯を放置していると、早産や低体重児出産のリスクが高まることが分かっています。 治療の困難化 治療期間の延長:虫歯を放置するほど、治療に時間がかかるようになります。初期の虫歯であれば、1回の治療で済む場合も多いですが、進行した虫歯の場合は、何回も通院する必要があり、治療時間も長くなります。 抜歯:虫歯が非常に進行している場合は、歯を削って治療することができず、抜歯が必要になることもあります。 経済的な負担 治療費:虫歯を放置することで、治療費が高額になる可能性があります。初期の虫歯であれば、比較的安価な治療で済む場合が多いですが、進行した虫歯の場合は、高額な治療が必要になることもあります。 生活への支障:虫歯の痛みや歯の崩壊によって、食事や会話などの日常生活に支障をきたす可能性があります。 その他 口臭:虫歯が進行すると、口臭がひどくなることがあります。 審美面の悪化:虫歯が進行すると、歯が黒ずんだり、穴が開いたりして、見た目が悪くなります。 虫歯は放置しても治らず、悪化するばかりです。少しでも痛みや違和感を感じたら、早めに歯科医院を受診することが大切です。

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虫歯は放置すると危険?引き起こされる症状やリスクを解説


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